キャラクター紹介 光哉/ジェイド

<現代>
時任光哉
11月17日生まれ。
皐月とは同い年。
前世の記憶を持って生まれたことでちょっと危うい雰囲気が漂っており、自他共に認める「奥さんがいないと生きていけない人」である。
「今度こそ皐月と幸せな人生を送る」ということが彼の生きる意味であり、恋愛・執着・依存・家族愛を全て含めた重い感情を皐月に向けているが、幸いにも今のところ闇堕ちするようなことは起きていない。ただ束縛がひどいので、皐月が嫌がったら完全にDVとしてアウトだろう。
皐月が絡まなければ基本的に優秀で、子供の頃から文武両道、その後は地域を支える町医者となっている。世間的には残念なイケメンだと思われている。

<前世>
ジェイド・ラファティ
とあるファンタジー世界の辺境伯。国境に位置するため常に裏切りを疑われている。
張り詰めた暮らしの中でアザレアを娶り束の間の幸せを手に入れるが、20年後に流行り病で最愛のアザレアと嫡男を亡くしてしまう。
暴君の国王が粛清を行ったことで医師や薬剤師が不足していたことが二人を治療できなかった原因であり、ジェイドはそのことで次第に心を病み、最終的には王の暗殺を試みるテロリストへと変貌する。(完全な私怨であるためテロかどうかは本当は微妙。)
なお、ジェイドのいる世界は本来「革命軍の従軍看護師の女性を主人公とする恋愛ファンタジー」であり、ジェイドは革命のきっかけを作った事件を起こした辺境伯として物語に名前が登場するだけである。

<パラレル>
王が名君だったパラレルワールドでは、王都に近い街道の要地を治める若き侯爵として活躍している。
両親を亡くして寂しい思いをしていた時に留学先で出会ったアザレアに惚れ、囲い込んで(?)妻とした。
こちらの世界では曾孫の顔を見るまでアザレアと共に生きており、ハッピーエンドである。